ほにゃらら

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書評:有頂天家族

「夜は短し乙女よ歩け」が面白かったため、続いて本作を読んでみた。
森見登美彦の作風がよく出ていて、読むたびにはまっていく。

本作では特に蛙の家族や天狗の師匠のキャラクターの描き方が絶妙だと思う。
それぞれに個性があり、その個性を変えようとせず、ただ面白く生きようとしている無邪気な姿が面白く、人間との違いだと思った。

「面白きことは良きことなり」
自分もこうありたいと思い、朗らかな気持ちになった。

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)