2017-04-27 書評:有頂天家族 本 「夜は短し乙女よ歩け」が面白かったため、続いて本作を読んでみた。森見登美彦の作風がよく出ていて、読むたびにはまっていく。 本作では特に蛙の家族や天狗の師匠のキャラクターの描き方が絶妙だと思う。それぞれに個性があり、その個性を変えようとせず、ただ面白く生きようとしている無邪気な姿が面白く、人間との違いだと思った。 「面白きことは良きことなり」自分もこうありたいと思い、朗らかな気持ちになった。有頂天家族 (幻冬舎文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/11/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る